熱帯スイレン「スワンナ」の紹介
2021年までは耐寒性スイレン、亜属間交配スイレンのみを育てていました。どちらも冬越しの手間が不要なことが最大の理由です(多数の観葉植物や、屋外冬越しが難しいパッションフルーツを育てていますが、とにかく冬越しが面倒です…)。ただ、亜属間交配スイレン「フェイマクドナルド」の綺麗な紫色、藤色を見ていると、耐寒性スイレンに無く、熱帯スイレンにある青色のスイレンを育ててみたくなり、2021年から熱帯性スイレンも育て始めています。今年2022年の熱帯スイレンは、冬越し1回を無事にクリアして育てている熱帯スイレンとなります。何種類か育てていますが、一番のお気に入りは、「スワンナ」になります。
今年2022年8月には既に複数の花が咲いていますが、一番きれいに感じた花がこのスワンナになります。

熱帯スイレン「スワンナ」(2022年7月)
全ての花弁に霜降り状にラベンダー色が入ります。同じスワンナでも、ピンク色が霜降り状に入るもの、花の中央部に黄色が強く発色するものと、より珍しいスワンナの種類があるようです。私が育てているものは、最も一般的なスワンナになります。最も一般的なスワンナと言っても、スワンナ自体が他に類似の品種がない珍しいスイレンで、充分すぎるほど綺麗です。
2つと同じ花の無いスワンナの表情
スワンナは特徴的な花を咲かせますが、特徴的だから開花しにくい、なんてことは全くありません。熱帯スイレンの中でもかなり良く咲く品種と言えます(真夏に入ると、毎日欠かさず咲いているくらい良く咲きます)。品種にもよりますが、良く咲くとされる品種で比較した最盛期の開花数は、基本的に、耐寒性スイレンより熱帯スイレンの方が多いと多います。毎日咲くのは嬉しいのですが、毎日同じ花だと、さすがに飽きます。花のありがたみが少し無くなるような気がします。。。ただ、スワンナは、同じ花が咲かないと言えるくらいラベンダー色の入り方が変わるので、飽きません。
スワンナの3輪咲きです。色々な表情を見せてくれます。

熱帯スイレン「スワンナ」(2022年7月)
ラベンダー色の基本は霜降り状(散り斑状)に入りますが、時々、切り斑状に入るのもとても綺麗です。切り斑が強く表れた花はこんな感じです。

熱帯スイレン「スワンナ」(2022年6月)
少し花弁が傷んでいますが、多数の花弁で切り斑状にラベンダー色が入っていても、この花も綺麗です。変化するとはいえ、ラベンダー一色、白一色と過激に変化しない点は少し物足りなくも思ったりします。過去に「ワンビサ(ワンウィサー)今期最後?」と記事を書きましたが、同じように赤オレンジの花弁に黄色の霜降りが入る耐寒性スイレン「ワンビサ」という有名な耐寒性スイレンがあります。記事に紹介した通り、ワンビサの黄色の入り方は、時々、振り幅が非常に大きく、黄色一色の花が咲いたりします。もちろん、極々、稀にしか咲きませんが、見られたらビックリする楽しみがあります。
ランダムな混色系のスイレンの品種
今回は、熱帯性スイレン「スワンナ」を紹介しました。まとめとして、2色の混色系の花弁の品種について考えてみます。2色と言っても花弁の先端に色が乗る、花の中央に色が乗る、といった特定のルールで発色するものでなく、あくまでランダムに2色になるものです。花の中央に色が乗ると言えば、耐寒性スイレン「タンポン」なんかが有名です。多少の発色の幅はありますが、花の外側に白が乗る、のような逆転現象は起きないです。先の記事スイレンの「スライド植え替え(サイアム・サンストーン)」に紹介した「サイアム・サンストーン」「マハソムブット」も同じ感じです。
熱帯性スイレンでは、ランダムに2色に発色するのは今回紹介した「スワンナ」が一番有名だと思います。色々と調べていると、「龍鳳睡蓮」という紫にピンクが挿すスイレンもあるようですが、まだ入手出来ていません。。。
耐寒性スイレンでは、先に紹介した赤オレンジ&黄色の「ワンビサ」が最初かなと思います。その後、ピンク&白の「ピンクドーン」「テマリ」という品種が有名かと思います。ただ、ピンク&白は、イマイチ配色の強さが少ないなと思っていたところ、濃ピンク&白の「ジャッカフォン」が作出されたという感じです。ワンビサはスイレンを育て始めた最初期からずっと育てていますが、ピンク&白の「ピンクドーン」は、ワンビサより新しい品種になりますが、イマイチ配色で物足りないなーと思っていたところ、「ジャッカフォン」を育て始めたので、整理してしまいました。。。最後に「ジャッカフォン」の写真で終わりにします。

耐寒性スイレン「ジャッカフォン」(2021年8月)
比較の「ピンクドーン」が無いので分かりにくいかもしれませんが、同じ2色でも白と濃ピンクのコントラストが綺麗です。もう少し表情豊かな花を撮りたいのですが、イマイチ、タイミングが合いません。今年2022年もたくさん花が咲いていますが、去年の花より良い写真が取れていません。。。
