モンステラ

モンステラ(デリシオーサ)の実をついに食べる|2021年春

斑入りモンステラの実のその後

 前記事「モンテスラ(デリシオーサ)の実を食べる」の続報です。モンテスラは観葉植物というのが一般認識だと思いますが、モンステラ「デリシオーサ」の実はレアな果物として食べることができるそうです。私が育てているのは、『斑入り』のモンステラ「デリシオーサ」なので、とても稀少な斑入りの実(果実)になります。
 初秋に開花したモンテスラは2か月後も全く食べられる気配なし…まで報告していましたが、ついについに食べる時が来ました。モンステラは観葉植物なので、冬は室内の暖かい環境で育てます。室内とは言え、気温は低いので、緩慢な生育で、モンステラの実も変化を見せませんでした。美味しそうな匂いを出すこともなく、固い表皮のままでした。
 春になって暖かくなってきたので、4月にモンステラを屋外のベランダに出して育てていました。観葉植物の育て方としては、冬は屋内、暖かくなると、屋外に出すのは我が家のルーティーンです。モンステラの実はあまりに変化が見えないので、そのまま腐る・萎れるだろうと殆ど諦めていました。ところが、気づいたら、実が自然落下していました。
 たった2週間程度で一気に変化しました。まず4月初旬の屋外に出したばかりの状態です。全斑の綺麗な葉が出たので、写真を撮りました。モンステラの実の根元が綺麗なままなのが分かります。

モンステラ-デリシオーサ-全斑

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の全斑葉と実(4月初旬)

 2週間後に異変を感じました。気づいたら実が無くなっていました。よく見ると、落下していない実の根元も黒くなっています。

モンステラ-デリシオーサ-完熟

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の実の自然落下(4月下旬)

 落下した実をまじまじと見ても、匂っても食べられる雰囲気はありません。

モンステラ-デリシオーサ-完熟-果実

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の実@自然落下直後

 再び、2,3日放置していると、すぐに変化が表れました。まるで表皮を剥いて!と言っているかのように、表皮が自然にひび割れて剥がれてきました。

モンステラ-デリシオーサ-完熟-果実

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の実@自然落下3日後

モンステラ-デリシオーサ-完熟-果実

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の実@自然落下3日後

 これまで全く変化が無かったモンステラの実が一気に変化しています。実ができて秋冬を超え、8か月経過した春になってやっとです。。。

斑入りモンステラの実を食べる

 自然落下後にひび割れてきた実をついに食べます。食べる前の印象ですが、良い匂いは全くしません。茶色く変色している部分が急速に広がっていて、食べられるか不安になります。が、せっかくの機会なので、食べることにします。まずひび割れてきた表層のうろこを取り去ります。ひびが入り、内層の果実層と分離しているので、比較的、剥きやすいです。

モンステラ-デリシオーサ-完熟-果実

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の実の最表層を剥く

 中の果実層は白色で水分があります。バナナ的な果肉と言えなくはないです。ただし、良い匂いはせずに、青臭い匂いが漂ってきます。茶色に変色している部分が多くなっていて、剥いている手も茶色くなります。全部剥くと、このようになります。バナナのようにペロッと剥ければいいのですが。

モンステラ-デリシオーサ-完熟-果実

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の実の果肉を確認

 大量のウロコ状の表皮が剥けているのが分かります。表皮と同じく、果肉層もだいたいトウモロコシ一粒単位に別れています。
 一粒間の境界に茶色に変色したカス?が挟まっており、食べるのに勇気がいりますが、一粒を取り出して食べました。。。全く美味しい匂いがしない通り、残念ながら青臭く無味でとても食べれたものではなかったです。デリシオーサ=deliciousのはずが残念な結果でした。好奇心旺盛な子供にも食べさせてみましたが、やっぱりペッと吐き出すしかなかったです。。。

モンステラ-デリシオーサ-完熟-果実

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の実の果肉を少し食べました

 果肉層の下に分かりにくいですが、白い芯があります。やっぱりバナナとは違いますね。一、二口食べただけでもったいない(?)ですが、モンステラの実の構造を確認するために、全ての果肉を外しました。

モンステラ-デリシオーサ-完熟-果実

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の実の果肉を半分外しました

モンステラ-デリシオーサ-完熟-果実

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の実の果肉を全て外しました

 残念ながら美味しく味わうことはできませんでしたが、色々と分かりました。

  • 構造は、ウロコ状の表層、白い果肉、白い芯の3層構造
  • 樹上の完熟で、開花から半年以上(来春)で、果実の茎が枯れて果実が自然落下
  • 自然落下後、数日でウロコ上の表層が自然に剥離開始
  • 果肉は、柔らかく、バナナ程度の水分で、青臭く甘みなし

 食感としては、バナナ的で不味くは無いのですが、味がとても食べれたものではありません。斑入りだから、甘みが無くなるとは考えにくいので、結実後の管理が甘みの要因と推定されます。

斑入りモンステラの実 2021年

 モンステラの実の基本中の基本を理解したということで、今年は、美味しく味わうことを目指します。めったに開花しないはずのモンステラの花ですが、我が家のモンステラは充分に成長したせいか連続で蕾が上がってきました。しかも同じ節から3連です。本当にびっくりです。

モンステラ-デリシオーサ-蕾

斑入りモンステラ(デリシオーサ)の蕾3つ

 2021年はこの貴重な3つの花を使って、3通りの知見を得たいと思います。

  1. 前回と同じく、樹上完熟で食べる
    ・・・2020年の再現確認と2,3との比較
  2. 開花後に花茎から切断し、早々に熟させる
    ・・・2020年との比較
  3. 2と同じく、開花後に花茎から切断し、早々に熟させる
    ・・・2020年との比較、および2の再現確認

 同じ枝から出た3本の実のため性質は同じものと考えられるので、純粋に比較できるかなと思います。再び1年がかりの確認になりますが、今年は美味しくモンステラを食べられることを目指し、確認したいと思います。

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