斑入りピーマンの2021年冬越し状況
2021年の冬は、我が家の屋外管理の色々な植物に大ダメージを与えました(貴重なストレリチア・レギネが枯死しました「ストレリチアの冬越し比較」)。我が家の貴重野菜の斑入りピーマンは、毎年、玄関先(低温ですが、冷え込みすぎない場所)に置いて、冬を越していました。しかし、2021年の冬は、無事に冬越しができなかったようで、10年!近く楽しませてくれて枯れてしまいました。
株元を見ると、完全な古木です。厳寒な冬越しの失敗というより、植物としての寿命のようにも思います。
すべての植物には寿命があると思います。通常は一年草として育てるピーマンの寿命は、10年くらいなのかなと推定されます。家で育てているパッションフルーツやアスパラガスも10年程度とされますので、同程度と思います。
神社にある由緒ある古木が良い例ですが、同じ植物でも『樹木』は寿命が長いというか、永遠に生き続けられるのではとすら思えます。一方、野菜、果物のような『草木』は、長くて10年と考えるべきです。この斑入りピーマンのようなお気に入り植物は、どうやって10年以上の長期間で愛培できるかを考えて準備する必要があります。同じ性質を保存するには挿し木によるコピーが一番簡単な手法ですが、挿し木しやすい植物と、挿し木しにくい植物があるので。。。パッションフルーツなんかは、比較的簡単で、挿し木する母数も多く取れるので、楽なのですが。
斑入りピーマン 世代交代(2021年春)
前記事(斑入りピーマンの挿し木~4か月後~)にもある子供にあたる挿し木1年株との親子?写真です。
挿し木はコピーなので、親子ではないです。クローンですね。。。アップで挿し木株を見ると、前記事(斑入りピーマンの挿し木~4か月後~)の写真の12月の状態から変わっていないようです。冬を越しただけなので、成長は殆どないのは想定内だと思います。
挿し木の鹿沼土と緩効性化成肥料(IB化成)数粒では、春からの生育が悪いので、植え替えて夏に備えます。
挿し木1年生の2021年はまだまだ斑入りピーマンを収穫できないと思いますが、大きな楽しみです。ただし、植え替え直後は、過保護に水をやり過ぎて、水腐れしないように、念入りに土の表面の乾き具合を見ないといけません。