斑入りピーマンの挿し木状況
我が家の貴重野菜の斑入りピーマンの挿し木の4か月後の記事です。残暑厳しい8月末に開始した挿し木のこれまでの状況は、斑入りピーマンの挿し木、斑入りピーマンの挿し木~1か月後~の記事をご参照ください。
1/5の確率で唯一残った挿し木株ですが、緩慢な成長を続けています。12月に入って寒くなってきたので、一日中温度が15~20℃で暖かく安定している室内のリビングに置いて育てています。12月末の株姿です。
あまり大きくなっていませんが、小さい葉がピンとしてとても元気に見えます。魅力の斑は黄緑斑、白斑が見られます。
まだ葉が小さいので見にくいですが、普通の緑葉でないことは一目瞭然です。葉全部が白になる全斑や、半分だけ斑が入るタイプではなく、細かく斑が入り込んでいますので、斑が消えることがなさそうで安心です。
一方で、親株の方です。こちらは一日中の温度が10~15℃の玄関先に置いています。
あまり元気そうでない葉になっています。株元の幹を見ると一目瞭然で、5年以上は生育しているピーマンの老木?です。ピーマンは、普通、一年草として育てるので、ピーマンの木自体をそもそも見かけることが無いと思います。
主枝が一本ではなく、複数の枝が叢生する株立ちに育てておけば、主枝の更新で若返らせやすいのですが、完全なスタンダード仕立ての1本立ちのため、株の更新が大変難しいです。。。アジサイのように土中より不定芽がシュートとして生えてくればいいのですが、全く気配がありません。毎年、根回りをほぐして新しい土に植え替えてますので、土中は元気な状態を保てていると思います。しかし、地上の茎(幹?)はかなり老いた状態と言えます。
斑入りピーマンの今年度最後の収穫状況
時系列が戻りますが、11月初旬に斑入りピーマンの最後の収穫を終えました。普通のピーマンだと収穫量が落ちる秋になると、終了(=廃棄)かもしれません。我が家の斑入りピーマンは、冬越し想定で育てていますので、秋が深まって収穫量が少なくても屋外で実をならせて、収穫を続けています。
写真では、実に入る斑の色は白斑というより黄斑に見えます。葉に入る斑は、間違いなく黄斑でなく白斑です。葉と実で斑の色が異なって現われることは、不思議に感じます。
斑入りピーマンの2020年挿し木まとめ
枯死が近いだろう斑入りピーマンの親株を更新するために、斑入りピーマンの挿し木をトライしました。挿し木時期が真夏であったためか、低い挿し木成功率20%の唯一の残存株は何とか元気に育っています。斑入りピーマンの挿し木1年株の次年度2021年の生育状況、収穫状況は、引き続きウォッチしていきます。